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いろ見えで うつろうものは世の中の 人のこころの はなにぞありける 小野小町
高鍋町美術館で開かれている 「佐竹本三十六歌仙絵巻展」に行ってきました。 佐竹本三十六歌仙絵巻は 800年余り前の鎌倉初期に描かれた絵巻で、歌仙絵巻の最高傑作とされています。 また、この絵巻は 「幻の絵巻」とも言われています。それは次のような理由からです。 この絵巻は秋田藩主佐竹家が所蔵していたので 「佐竹本」と呼ばれるのですが、大正8年、当時の所有者がこの絵巻を手放すことを余儀なくされ 売りに出されました。ところが、その価値の高さから今のお金にして40億円という法外な値段が付き 誰も買い取ることができませんでした。 当時は三井、三菱、住友などの大財閥がありましたが、それらの資本家や経営者も手が出ませんでした。そうして、こともあろうに バラバラに切断して切り売りすることになったのでした。三十六歌仙はそれぞれ単独で各財閥の手に渡り、二度と一堂に会することはできなくなりました。 今回展示されたのは、2002年に完成した肉筆復元の絵巻です。 この復元で書を担当されたのが高鍋町出身の書家 赤池和子さんでした。それもあって こちらでの展示が実現したのだと思います。 山形県月山山麓で生産される 絵巻物に適した高級絹に復元された 長さ約13メートルの絵巻物が2巻。 岩絵具による日本古来の深い色あいの見事なものでした。 離れ離れにされた三十六歌仙が 再び同じ絵巻の上に集まって喜んでいるようにも見えました。 (↑写真は YOMIURI ONLINE 宮崎版 から) 登場するのは、柿本人麻呂、大伴家持、在原業平、紀貫之、山部赤人、小野小町 など、超豪華 メンバーがズラリ。 美術館でいただいた復刻絵巻の写真3枚 スキャンしてみました。 上から 藤原仲文、小野小町、猿丸大夫 です。 帰ってから バラバラになった三十六歌仙の画像をネットで探してきて、横に繋げてみました。 クリックすると やたら横長の画像が現れます。(^^; 巻の一 巻の二
by muuta2006
| 2008-05-24 23:46
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